お仕事中のマナーや注意事項

ナイトコンパニオン
宴会コンパニオン

ナイトコンパニオン

ナイトコンパニオンとは

コンパニオンは、主にお店のサポート役として活動し、お客様のテーブルで積極的にお酒を提供し、雰囲気を盛り上げ、お店に華を添えます。
専属コンパニオンになると、お店の常連の方々と同等の扱いを受けることができ、お店からの期待も高まります。
失礼やミスを避けるためにも、常に心掛けてお仕事をしましょう。

お店に入る前に気を付けること

パンスト、ハンカチ、ライターの持参はお忘れなく。
また、貴重品の管理もしっかりと確認してください。
安心してお仕事に集中できるように、事前の準備をお願いします。

お酒をおつくりする前に

テーブルにボトルがない場合、お客様には「キープボトルはお持ちですか?それともハウスボトルでお願いしますか?」とお尋ねします。
ただし、新規のお客様に対しては「キープボトルはお持ちですか?」と尋ねることは失礼に当たるため、注意が必要です。
お客様への配慮を忘れずに行いましょう。

水割りやお茶割りの作り方

1.アイスをグラスに目いっぱいまでいれます。
2.お酒を指を横にして二本分の高さまで注ぎます。
3.その後、ミネラルウォーターまたはウーロン茶を加えます。
4.マドラーで七回転半回まぜます

お酒を飲んでいく中で、グラスの周りに水滴がつくことがありますので、自分のハンカチで拭き取りましょう。
ただし、オシボリで拭くことは避けましょう。
最後の一口または二口でお酒がなくなる頃には、新しいお酒を作る目安です。

タバコ・灰皿についてのマナー

灰皿は通常、店舗によってタバコ2本ごとに交換されます。
新しい灰皿を古い灰皿に被せ、灰が飛ばないように注意しながら自分の方に持ってきます。
使用が終わった灰皿やグラスは、ボーイさんが取りやすいように机の端に置いておきましょう。
基本的に、一つのテーブルでは一人しかタバコを吸うことはできません。
他のお客様や女性スタッフが吸っている場合は、喫煙は厳禁です。
厳格な店舗では、女性スタッフは一切タバコを吸うことができない場合もありますので、入店時には注意しましょう。
お客様がタバコを持った瞬間に備えて、自分もライターを持っておいて、いつでも火を点けることができるようにしましょう。
自分がタバコを吸う場合は、必ずお客様が使い終わった灰皿を使用してください。

お客様との会話のコツ・注意

基本的にお客様は女性スタッフとの会話を楽しみにご来店されます。
容姿に自信がなくても、上手な会話ができればお客様とお店の評価も高まります。
ただし、上手な会話とは「普段通りの話し方」とは違います。
お客様に失礼な発言をしないように気をつけましょう。

特に注意が必要なのは、お客様の仕事や家庭について話すこと。
基本的に避けるべきです。
お客様から話題が出された場合は仕方ありませんが、自らお客様のプライベートに関する会話を避けるようにしましょう。

店舗が暇な時には女性スタッフが待機することもあります。
その場合はお店に迷惑がかからないように静かに待機しましょう。
私用で携帯電話を使ったり、スタッフ同士でのプライベートな話し声も避けるようにしましょう。

宴会コンパニオン

お仕事中の注意事項

受付

お客様がご来店された際には、明るい声で「いらっしゃいませ」とお迎えしましょう。
芳名帳にお名前をいただく際には、書く物をお渡しします。
もしリボンや装飾品がある場合は、「失礼致します」と言ってお手伝いいたします。
お客様が快適にお過ごしいただけるよう、心のこもったおもてなしを心掛けましょう。

お出迎え

お客様をお出迎えする際には、正しい姿勢を保ちつつ軽くお辞儀をし、柔らかく明るい声でお迎えしましょう。
お客様がご入店されたら、静かに指定された位置に並びます。
時にはお客様を案内することもありますので、心をこめてお迎えし、ご案内いたします。

宴会開始の挨拶

主催者や来賓者が挨拶をされている間は、正しい姿勢で立ち、注意深く内容を聞きながら会話の糸口を見つけましょう。待機する場合は、壁に寄りかかったり、隣同士で私語をすることは絶対に避けます。
宴会の場では、足をくずしたり、猫背になったりしないように注意しましょう。

ドリンクサービスのポイント

1.飲み物を提供する際には、受け持っているテーブルのお客様が満足しているか、自身のサービスや心配りがお客様の雰囲気に合っているかに注意しましょう。

2.ボトルサービスをする際は、必ずラベルを上向きにしてお客様に見えるように注ぎましょう。

3.ビールの栓を一度に早く抜きすぎないように注意しましょう。

4.ビールの瓶をトレイにのせず、必ず手で持って運びましょう。

5.ワインを注ぐ際は、グラスの2/3程度まで注ぎ、注ぎ終わった後に瓶の口を回して差し上げましょう。

6.水割りを提供する場合は、必ずトレイを使ってサービスしましょう(パーティーの場合)。

7.複数の銘柄がある場合、連続して飲まれる場合は同じ銘柄を用意しましょう。お客様への気遣いです。

8.ボトルやビールの栓はサイドテーブルに片付けましょう。

お見送り

お見送りは大切なサービスであり、宴会の終わりを飾る瞬間です。
感謝の気持ちを込めて行いましょう。
会場を注意深く見渡し、忘れ物がないか、お渡しするべき記念品などがないかを確認しましょう。

退場

全てのお客様が退場されたことを確認し、会場の担当者に挨拶をしてから退場します。
もしパーティーや宴会の途中で退場する場合は、出口でお客様に一礼し、順番を守って退場しましょう。

アフターミーティング

お客様からいただいた寸志などがあった場合は、必ずチーフや会社に報告しましょう。
また、会社から借りた衣装はきちんと整理して返却しましょう。

宴会やパーティーの形式と提供されるサービス

立食

・バイキングスタイル
・ビュッフェスタイル

着席

・バイキングスタイル
・ビュッフェスタイル
・コース

和室の場合
洋室・中華の場合
・通常、位が高い方から順に①~着席していますので、着席する際には場所に注意しましょう。
・出入りする際は必ず座って一礼しましょう。
・畳のへりを踏まないように注意しましょう。
・ふすまを開閉する際は必ず座って両手で行いましょう。
・座布団に座るように促されても座らないようにします。
・お客様の正面が開いている場合は、お客様の間に入らず、正面からサービスを行いましょう。

これらはすべて基本的なマナーですので、その日のお客様やホテルとの打ち合わせによって多少異なる場合もあります。

カラオケのときは

・お客様にカラオケの曲本をお持ちしましょう。
・お客様が歌った曲は他のお客様に気を使って、二度歌わないように心掛けましょう。
・接待相手や上司の持ち歌は避けて歌わないようにします。
・マイクはお客様が独占することなく、注意して使いましょう。
・デュエット曲をできるだけ提案し、歌えない場合は応援してサポートしましょう。
・嫌がっているお客様には無理に勧めないようにしましょう。
・コンパニオンが個人的に好きな曲は、お客様の好みに合わない限り勧めず、自己の楽しみとするようにしましょう(お客様の好みを尊重するため)。

お客様にお酒を注ぐときのマナー

ビールはラベルを上に、グラスに当てないように両手でつぎましょう。
日本酒の徳利は杯から少し離してつぎます。

お客様を会話する際に気を付けること

・お酒の場では、いつどんなトラブルが発生するかわからないため、注意が必要です。
・お客様に対しては必ず敬語を使用しましょう。
・「無礼講」という言葉には注意しましょう。(過度なはしゃぎや無礼な態度はお客様やホテルの方から叱られる可能性があります)
・お客様が話をしている時は耳を傾け、笑顔で対応しましょう。(あくびは絶対にお客様に見せないようにしましょう。)
・一人でお酒を飲んでいるお客様がいた場合は、積極的に接客し、他のお客様との会話を盛り上げるためにお酒やビールを勧めましょう。

私たち(キャスト派遣ドットコム)は、お客様が満足していただけるように接待を提供し、楽しいひと時を過ごしていただけるように努めます。
また、帰り際には特に注意が必要です。
そしてスマートにお見送りができれば、あなたはもうキャスト派遣ドットコムのプロフェッショナル。
私たちは常にベストを尽くし、お客様がまた機会があれば私たちを呼んでくださるような印象を残すことを目指します。

会場での身だしなみ・ふるまい

衣装

洋装の場合、黒いパンプスを履く際には、白いブラウスを着る場合は下着の色にも注意しましょう。
膝丈のスカートを着る場合は、ストッキングの色は肌色か薄い色を選ぶようにしましょう。

メイクアップ

メイクアップは、少し濃いめに施すことがありますが、常に若々しく清潔な印象を重視します。
美しいメイクアップの基本は健康的な肌ですので、日常的にスキンケアを心掛けましょう。

手・指・爪

手、指、爪は常に清潔に保ち、マニキュアは派手な赤や紫などを避け、上品で控えめな色合いを選びましょう。

立ち方

背筋をまっすぐ伸ばし、手は指を整えて、左手を上にして、軽く体の前で交差させましょう。

和室での座り方

指を伸ばし、手は膝の上に軽く置きます。
足はしびれないように、親指を重ねておきます。畳の縁に座らないように心がけましょう。

歩き方

姿勢を正し、前を見据えながらゆっくりと歩くことに注意しましょう。
歩幅は適度に保ち、走ったり早歩きをしないように心掛けましょう。

おじぎ

両手を体の前で重ね、首と首筋を一直線に保ち、相手の目を見据えてやや前方(約15度)に傾けましょう。
深いお辞儀が必要な場合は、上体の傾きを深く(約45度)とし、上体を起こす際には相手の足元を見ながら自然な動作で行いましょう。

その他のマナー・注意事項

1.全てのサービスは両手を使い、お客様の目の高さに合わせて行いましょう。
2.灰皿にタバコが3~4本たまったら、すぐに取り替えるように心がけましょう。
3.宴が終盤に近づいても、落ち着いており、受け持ったテーブルから1m以内の位置に立っていましょう。特に宴席では、お客様の前にただ座っているのではなく、積極的に会話をしましょう。
4.パーティーや宴会中は、髪や顔に手を触れないように気をつけましょう。
5.お客様の前を横切ったり、背後から声をかけたりしないようにし、正面でサービスや会話を楽しみましょう。
6.お客様から勧められても、食べ物を口に入れないようにしましょう。
7.アトラクションに夢中になっても、接客をおろそかにしないようにしましょう。
8.疲れた態度は絶対に見せず、常に笑顔で対応しましょう。
9.延長の場合は、幹事に無断で行ったり、チーフの知らない間に行ったりせず、チーフの承認を得て延長交渉を行いましょう。
10.座席内では絶対にタバコを吸わないようにしましょう。
11.延長は重要な席以外では一人で行わず、チーフを含めて2人以上で行いましょう。
12.同業他社との合同の場合は、テリトリーを公平に配分し、助け合いながら仕事を進めましょう。
13.思いやりのある接客と美しい笑顔、そして自尊心を持ったバンケットコンパニオンを目指しましょう。